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最強の戦艦とは
常識的に考えれば、砲撃力が高い、防御力に優れる、機動力に富む。
攻防走の各能力に優れた戦艦こそが最強の座に君臨するだろう。
ではNAVYFIELD2ではどうだろうか。
最も砲撃力の高い大和だろうか。
いやいや圧倒的な長射程を誇るアイオワか。
それとも耐久力の高いヴァンガード?
これらよりも速力で上回るH39だって強い戦艦だ。
一概にどの戦艦が最強なのか、スペックだけを見比べてもわかりづらい。
そもそも絶対的な最強を誇れる戦艦などというものは存在するのだろうか。
そんなものがあるならば、多くの人がその戦艦の獲得を目指すだろう。
では、強い戦艦という定義ではどうだろうか。
強いとは、相手を撃沈し、なおかつ自分は勝ち残る。
戦いに勝てる戦艦である。
強い戦艦とは何かを、数値で表されるスペックと数値では表されない仕様をもとに模索してみたい。
弾道散布界模式図
とにかく弾を当てないことには始まらない。
普段戦艦に乗っていて、この角度で撃つと弾が当たりやすい。
この角度で撃つとだいたいこのように弾が散らばるというような砲弾の散布界は、誰もが何となく無意識の内に理解していることかと思う。
では、実際にはどのように着弾するのか。
多くの艦の着弾画像を固定アングルで撮影して定量的にデータ化し、どのように散布界が広がるのかを調べてみた。
それらを元にして主砲の最大仰角ごとに散布界特性としてまとめたのが以下の図表。
・最大仰角30度砲散布界
・最大仰角40度砲散布界
主砲最大仰角 | 近距離 | 最大射程-20度 | 最大射程-10度 | 最大射程-3度 | 最大射程 |
30度砲 | ? | △ | ○ | ? | ◎ |
40度砲 | △ | ○ | ○ | ? | △ |
43度砲 | △ | ○ | ○ | ? | △ |
45度砲 | △ | ○ | ○ | ? | △ |
※43度砲および45度砲は40度砲からの推測
最大仰角による散布界の違い
・30度砲
最大射程が最も収束する。
基本的に弾は飛距離が遠いほど前後左右に散らばる。
ただし遠くへ飛ぶほど弾の速度は遅くなるため、遠距離では前後に収束する作用を受ける。
30度砲は低仰角で弾を遠くへ飛ばさなければならないため、初速がはやい。
近距離では弾が前後に広く散らばり、遠距離では急激に速度を失い前後に収束する。
このため左右への拡散よりも前後の変動が大きく、結果的に遠距離側の方が散布界面積が狭くなる。
遠いほうが弾を当てやすく、逆に近距離ではほとんど当たらない。
長距離スナイパー型の散布界特性といえる。
・40度砲
射程の遠距離側中間付近に最適砲撃距離が存在する。
高仰角砲は弾を遠くへ飛ばすために高く打ち上げなければならない。
そのため飛翔時間が長くなり、そのぶん左右の拡散の影響を受けやすい傾向となる。
遠距離側では縦の収束よりも左右の拡散の方が強くなってしまう。
そのため、高仰角で撃たなくて済む中間距離付近の集弾バランスが良いようだ。
高仰角砲は低仰角砲に比べて中距離から近距離で前後の拡散に差が出にくい。
接近浮上してくるSSに砲撃を当てやすいのもこのためだ。
高仰角砲は低仰角砲と違い、オールラウンダー型といえるだろう。
砲弾散布界は艦ごとに特性が違う
以下に「最大射程」と「レベル」が異なる艦のサンプルを並べてみた。
BB.マールバラ (Lv58) 射程: 2241 | BB.キング・ジョージ5世 (Lv86) 射程: 2430 | BB.ヴァンガード (Lv97) 射程: 2490 |
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※計測時に13.72%の命中補正を受けている状態で撮影したデータを参照
まず30度砲と40度砲で前後方向の散布界の広がり方に違いがあるということがわかるかと思う。
次に重要なのが、散布界そのものの広さだ。
全ての散布界データは「最大射程」と「レベル」に相関関係が認められることを示している。
特に97BBの散布界は著しく広く、一見するとまともに扱えるとは思えない。
しかしこれは逆に水兵能力の命中補正に大きな影響を受けるということを意味しているとも言える。
スペックからみた各戦艦の強み
「長距離スナイパー型」と「オールラウンダー型」に分類しつつ、火力などのパフォーマンスを比べてみると、それぞれの戦艦の強みが見えてくるはずだ。
※黄色: 同世代艦中優位ステータス
※赤色: 同世代艦中不利ステータス
※攻防性能指数: 同世代艦を撃沈するまでに必要な秒数を基準とした指標。低いほうが高性能艦。
艦船 | 主砲特性 | 攻撃力 | その他 | 攻防性能指数 |
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最大仰角: 43度 装填時間: 11秒 射程: 2241 弾薬数: 844 (70斉射) 弾薬攻撃量: 3748204 |
片舷砲撃力: 59954 片舷秒間砲撃力: 6658 主砲砲撃力: 53292 副砲砲撃力: 6662 |
DP: 79960 速力: 25.4 Knt 偵察機: 4機 | 11.33 |
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最大仰角: 43度 装填時間: 12秒 射程: 2440 弾薬数: 510 (63斉射) 弾薬攻撃量: 3283890 |
片舷砲撃力: 60269 片舷秒間砲撃力: 6641 主砲砲撃力: 51512 副砲砲撃力: 8757 |
DP: 95160 速力: 26.5 Knt 偵察機: 3機 | 13.69 |
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最大仰角: 45度 装填時間: 12秒 射程: 2470 弾薬数: 546 (60斉射) 弾薬攻撃量: 3822000 |
片舷砲撃力: 72783 片舷秒間砲撃力: 7934 主砲砲撃力: 63000 副砲砲撃力: 9783 |
DP: 100670 速力: 26.4 Knt 偵察機: 9機 | 12.58 |
![]() |
最大仰角: 45度 装填時間: 13秒 射程: 2490 弾薬数: 520 (57斉射) 弾薬攻撃量: 4109040 |
片舷砲撃力: 81456 片舷秒間砲撃力: 8533 主砲砲撃力: 71118 副砲砲撃力: 10338 |
DP: 103000 速力: 26.7 Knt 偵察機: 10機 | 12.58 |
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最大仰角: 30度 装填時間: 11秒 射程: 2353 弾薬数: 844 (70斉射) 弾薬攻撃量: 3748204 |
片舷砲撃力: 54644 片舷秒間砲撃力: 5848 主砲砲撃力: 51012 副砲砲撃力: 3632 |
DP: 83350 速力: 25.3 Knt 偵察機: 4機 | 13.30 |
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最大仰角: 45度 装填時間: 12秒 射程: 2567 弾薬数: 510 (63斉射) 弾薬攻撃量: 3283890 |
片舷砲撃力: 54408 片舷秒間砲撃力: 5328 主砲砲撃力: 50552 副砲砲撃力: 3856 |
DP: 95200 速力: 26.5 Knt 偵察機: 4機 | 17.06 |
![]() |
最大仰角: 45度 装填時間: 12秒 射程: 2593 弾薬数: 574 (63斉射) 弾薬攻撃量: 3826858 |
片舷砲撃力: 64543 片舷秒間砲撃力: 6513 主砲砲撃力: 60003 副砲砲撃力: 4540 |
DP: 99970 速力: 26.6 Knt 偵察機: 4機 | 15.72 |
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最大仰角: 45度 装填時間: 12秒 射程: 2588 弾薬数: 520 (57斉射) 弾薬攻撃量: 3859440 |
片舷砲撃力: 71338 片舷秒間砲撃力: 7080 主砲砲撃力: 66798 副砲砲撃力: 4540 |
DP: 102000 速力: 26.7 Knt 偵察機: 4機 | 14.87 |
![]() |
最大仰角: 30度 装填時間: 11秒 射程: 2241 弾薬数: 402 (67斉射) 弾薬攻撃量: 2176830 |
片舷砲撃力: 35506 片舷秒間砲撃力: 3959 主砲砲撃力: 32490 副砲砲撃力: 3016 |
DP: 77400 速力: 29.0 Knt 偵察機: 2機 | 19.85 |
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最大仰角: 40度 装填時間: 12秒 射程: 2430 弾薬数: 703 (70斉射) 弾薬攻撃量: 3627480 |
片舷砲撃力: 55272 片舷秒間砲撃力: 5524 主砲砲撃力: 51600 副砲砲撃力: 3672 |
DP: 97000 速力: 26.5 Knt 偵察機: 4機 | 15.46 |
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最大仰角: 40度 装填時間: 12秒 射程: 2470 弾薬数: 574 (63斉射) 弾薬攻撃量: 3826858 |
片舷砲撃力: 65715 片舷秒間砲撃力: 6542 主砲砲撃力: 60003 副砲砲撃力: 5712 |
DP: 109960 速力: 26.0 Knt 偵察機: 0機 | 14.55 |
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最大仰角: 30度 装填時間: 12秒 射程: 2490 弾薬数: 463 (57斉射) 弾薬攻撃量: 3579453 |
片舷砲撃力: 65520 片舷秒間砲撃力: 6378 主砲砲撃力: 61848 副砲砲撃力: 3672 |
DP: 113100 速力: 26.7 Knt 偵察機: 6機 | 15.35 |
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最大仰角: 30度 装填時間: 11秒 射程: 2241 弾薬数: 562 (70斉射) 弾薬攻撃量: 2448634 |
片舷砲撃力: 39903 片舷秒間砲撃力: 4431 主砲砲撃力: 34856 副砲砲撃力: 5047 |
DP: 70500 速力: 30.4 Knt 偵察機: 0機 | 19.32 |
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最大仰角: 30度 装填時間: 12秒 射程: 2440 弾薬数: 382 (63斉射) 弾薬攻撃量: 2685460 |
片舷砲撃力: 49560 片舷秒間砲撃力: 6128 主砲砲撃力: 42180 副砲砲撃力: 7380 |
DP: 76200 速力: 30.9 Knt 偵察機: 3機 | 17.65 |
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最大仰角: 30度 装填時間: 12秒 射程: 2470 弾薬数: 510 (63斉射) 弾薬攻撃量: 3697500 |
片舷砲撃力: 65380 片舷秒間砲撃力: 7446 主砲砲撃力: 58000 副砲砲撃力: 7380 |
DP: 99000 速力: 28.0 Knt 偵察機: 5機 | 14.16 |
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最大仰角: 30度 装填時間: 12秒 射程: 2490 弾薬数: 463 (57斉射) 弾薬攻撃量: 3615104 |
片舷砲撃力: 69844 片舷秒間砲撃力: 7818 主砲砲撃力: 62464 副砲砲撃力: 7380 |
DP: 102900 速力: 28.1 Knt 偵察機: 6機 | 13.73 |


































まとめ
NAVYFIELD2の戦艦はレベルが高ければとにかくオールマイティーになれるわけではないのである。
レベルが全てではないという特徴は、ある意味良心的設計ともいえる。
まずはレベル帯ごとの特色をまとめてみよう。
・70BB
主砲を当てやすく斉射回数も多いため扱いやすい。
BBは高火力、BCは高機動力となる。
・86BB
2400台の長射程となるが散布界は比較的狭く、扱いやすさが特徴的。
ただし対艦火力重視で、対空火力が弱いなど何らかの欠陥を抱えている。
・93BB
重火力・高耐久力化によってスペック的にはほぼ完成形に近いが、散布界は広め。
偵察機のないネルソンを除き、いずれの戦艦もバランスが良い。
・97BB
攻防走揃ったオールインワンだが、実は一発の火力、長射程が全て。
散布界が広すぎることと携行弾数が少ないため、対主力艦に特化した戦艦といえる。
最後に国籍ごとの特色をまとめてみよう。
・ 日本
全戦艦がオールラウンダー型で、かつ副砲火力に富んでいる。
つまり中距離以下では無敵の強さを発揮するが、主砲による砲撃戦も強い。
スペックと主砲特性が完全に一致している国籍で、大和のバランスの良さは比類がない。
・ アメリカ
長射程が特徴の国籍で、ペンシルバニア(1945)はこの特性と一致する超火力スナイパー戦艦。
以降が全て45度艦で遠距離側の集弾性が悪いため長射程を活かしにくく、特にコロラド(1945)はスペックと特性が一致していない。
ノースカロライナとアイオワはバランス型戦艦としてスペックは悪くないが、射程が長い分集弾性は悪い。
カス当たり狙いのアウトレンジ砲撃か、相手の散弾射程に踏み込んで最適砲撃距離を行うかという選択肢があるのが強み。
・ イギリス
アンバランスの一言に尽きる。
キング・ジョージ5世とネルソンは40度砲で扱いやすいのだが、ネルソンは偵察機がないという致命的欠陥を抱える。
スペックは凡庸としか言いようがないが、キング・ジョージ5世は唯一86BBでバランスが良い。
ヴァンガードは火力が低いうえに30度砲で、仰角30度に全てを託して戦線を維持するタイプとしてしか使い道がない。
・
ドイツ
全艦が30度砲で長距離砲撃戦志向。
ただしグナイゼナウ以降は副砲火力も強力で、近距離戦においても副次的強さを発揮する。
速力に優れる国籍の特徴は奇襲に向き、スペック的にも戦場を選ぶ主導権を握りやすい。
・とてもつよい
対空火力さえ目を瞑れば扶桑は圧倒的。大和1941も不安材料は対空火力のみで火力・偵察機数など極めてバランスが良い。ペンシルバニア(1945)の完成度は非常に高い。集弾性や弾薬数を考えるとアイオワよりノースカロライナの方が有利かもしれない。ネルソンは散布界特性が良く偵察機と対空火力を度外視すれば極めて優秀な対艦攻撃力を発揮する。キング・ジョージ5世は弱いが扱いやすさではトップクラス。ドイツは高レベルBCとBBを組み合わせられるというだけで他国より恵まれている。グナイゼナウとビスマルクのコンビが安定か。